水前寺活性化プロジェクトチームとは
近年、水前寺成趣園の入園者数減少と参道商店街の閉店舗増加に歯止めがかからず、さらに東日本大震災により諦めムードが蔓延していました。
このままではいけないと一人の自治会長の呼びかけで発足した団体が、水前寺活性化プロジェクトチームです。
水前寺成趣園とその周辺、及び上江津湖周辺を中心とした以下の活動を行っています。
- 水前寺地区の歴史や文化の魅力を広く発信
- 観光地としての活性化を応援
- 住民の交流促進と、楽しく安心なまちづくり
団体を構成しているメンバーに地域・年齢・職業等の決まりはなく、相談・情報提供を希望する人たちが自由参加しています。それにより各自の経験や人脈を活用し、事業を展開することができています。
また、毎月第2水曜日の18時30分より定例会議を玄宅寺にて行っており、参加メンバーの活動報告や事業計画、地域課題について協議しています。
主な活動
- ① 定例会(毎月第二水曜日)
- ② 「閻魔まつり」(7月)
- 地域の子どもたちが伝統行事に親しむ機会として、玄宅寺に伝わる江戸時代の地獄絵図11幅のご開帳、住職のお話、子供縁日などを実施しています。
- ③ 「藻器堀川清掃」1(7月)
- 街中にある豊かな湧水の魅力を維持し、関心をもってもらうために、地元ボランティアの協力を得て実施しています。
- ④ 「お月見コンサート」(10月)
- より多くの人に成趣園に親しんでもらえる機会となるよう、中秋の名月の夜に園内の能楽殿で無料ジャズコンサートと飲食バザーを開催しています。
- ⑤ 肥後の伝統野菜「水前寺菜」の栽培、販売、レシピ研究(通年)
- 健康増進効果の高い「水前寺菜」の利用促進とブランド化をめざしています。
- ⑥ 「水前寺かいわい100ヶ所めぐり」(通年)
- 水前寺・上江津湖かいわいの歴史,文化、自然の価値を再発見し、広く発信することで地元愛を育み、新たな観光資源とすることを目指しています。魅力ポイントの調査、マップやガイド本の作成、講演会や現地ツアーなどに取り組んでいます。
- ⑦ 「水前寺まつり実行委員会」事務局として、「水前寺まつり」(3月)の企画、運営を担当しています。(詳細は水前寺まつり公式サイトへ)
このほか、成趣園主催「水前寺こいあかり」の竹あかり製作や、近隣公園での「水前寺にぎわい祭り」にも協力しています。